2011/03/29

燃料棒、深刻な損傷~大前氏の具体案が現実に

福島第一原発の2号機の燃料棒が溶ける深刻な事態を迎えていたことが確実な情勢となった今、燃料棒はいつどの程度溶け、放射性物質を閉じ込める幾重にも設けている壁からどうして漏れ出たのか疑問は深まる一方です!


露出対策も打ち出せない手詰まり状態を、以前に原子炉の設計に携わったことのある大前さんが明解に解説し、今後のとるべき対策を語っています。(2011年3月27日放送)

1号機の水素爆発の後、発表では使用済み燃料が爆発していると言われていたのですが、放射線量が急激に増えた15日、16日にはすでに圧力容器や炉心の格納容器が破損していたと話しています。つまり炉心溶融(メルトダウン)があったとのことです。


その他にも野菜など食べても安全(人体に影響のない数値です)だと発表しているにもかかわらず、出荷制限しているのは混乱を招く!など

多くの人々に伝えるためには必要な情報をスッキリとシンプルに伝えることが大事だと感じます。

又、東電の計画停電(節電)はおかしくピーク電力の削減することが必要。ピークを避けるための具体策なども語っています。

追記:大前氏の言っていた破壊した建屋をテントで覆う具体案が現実になりそうです。


UPもとはBBT757programです。

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2011/03/27

原発事故、収束見通せず~大前研一氏原発事故の解説

20日の記事に続き大前研一氏の地震発生から1週間の収録です。
 
福島第一原発の事故の現状と今後の長期展望を明解に説明しています。


冷却が3年から5年に及ぶ中、破損した建屋から放射線が出っ放しになると。その解決策を提案。

福島第一原発の情報が錯綜していてわかりづらく不安です。官房長官、東京電力、原子力安全・保安院などが、バラバラに情報発信しているので一元化して欲しいです。


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2011/03/20

リスクのあるエネルギー政策

恥ずかしながらいままで真剣にエネルギーについて考えたことはありませんでした。
電気がない生活を体験して、今まで十分な恩恵を受けていたことを改めて感じています。


東京電力やエネルギー政策を責めることは簡単なことですが、今は冷静に協力していくしかありません。


下の映像は大前研一さんの地震の起こった2日後(3/13)のものです。
なんと!この時点で福島第一原発で何が起こっているかをわかりやすく説明していたのです!

大前さんって経済評論家と思っていたら、MIT大学院原子力工学科博士だったんですね!


福島第一原発問題提起(東電の怠慢)又、1号機、3号機(国家戦略であったプルサーマル)の水素爆発によって方向転換を余儀なくされ、今後は脱原発に向かうと予測!



世界から日本に原子力発電所の製造依頼はなくなるであろうと・・・


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大前研一さんの他にも東電が被害を過小に発言していた時に
「楽観論は最悪の事態を招く」と苦言を呈していた科学ライターの
田中三彦さんは、静岡の浜岡原発は想定震源の真上に建設されていると指摘。

リスクのあるエネルギー政策に問題提起しています。